【前日安、NY大幅安】NY暴落

NYが久々の暴落で返ってきた。あまり安易に暴落という言葉は使いたくないが、CMEは600円以上安いし、原因はともかくここは暴落と呼んでも差し支えないだろう。ここは安易に手を出せないと身構えて、自動売買を休止して特別体制で臨んだ。寄り前の個別気配も当然全面安であるが、まずすんなり寄りそうな貸借銘柄いくつかに空売りを入れた。次に先物が670円安で寄り付いてからの動きをしばし観察。まだ下げる様子だが、ここからさらに大きく下げる展開も考えにくいので、9:10を過ぎてから個別銘柄の気配を見ながら順次買い注文を入れていった。いつもより慎重に吟味して9:30くらいまでかけて注文。その頃には先物も持ち直しつつあったので、売り玉は決済して買い玉を残した。

あとは10時に向けての反発でどれも大幅利食いとなって短期勝負は大成功であった。悔やまれるのは慎重に狙いすぎたため下で指値した注文のいくつか、しかも割と思い切った金額のものに限ってその上で寄ってしまい、その後の急反発で悔しい思いをしたこと。仕掛け量も十分とはいえず、滅多にないチャンスだったのでもう少し大胆に勝負したかった。

後場への持ち越しも少しあって利益はまだ集計していないが、デイトレとして過去最高である昨年のライブドア・ショック後の時には及ばないだろう。さらにスイングの決済は当然マイナスであり、トータルでは平凡な利益に終わってしまうかもしれない。だがこの動きによって今後もしばらく乱高下がありそうなのでチャンスかもしれず、来月のメジャーSQに向けて緊張感を持ってやっていきたい。