2005年総括

自動売買導入に成功した昨年をうけ、年初に策定した今年の目標は以下の通りであった。

『2004年の活動をベースに2005年の目標を考えてみた。それはズバリ、2004年の倍増となる「システムトレードで月200万円の利益を得る」ことであるが、現状ではこれはかなり重たいので、ブレークダウンした「1日10万円の利益」を前面に掲げたい。これなら現状でも月に何日かは達成しているものであり、この日数をいかに増やすかを考えていけばよい。』

ところが実際には最初から最後までほぼ一貫してこの半分の利益水準にとどまった。つまり1年間殆ど進歩がなかったことになる。安定しているとはいえ、このままの状態を続けるわけにはいかず、年越しにあたり何らかの方策を打ち出しておかなければならない。

停滞の最大の原因は、主力の無人くんに頼る現状とその限界によると考える。多少のマイナーチェンジはあったものの基本的に1〜5号の体制が続いており、規模を拡大して利益を追求することが出来ずに安全運転状態となってしまった。決して守りに入ったつもりはないのだが、より良いシステム構築のために努力する時間が不十分だった点は否定できない。

途中でライブドア版を無欠くんとして投入したが、運用金額が小さいこともあり十分に利益増に貢献するにはまだ至っていない。また無人くんとは対照的なルールとなる即決くんの導入もはかったのだが、これまで苦手意識があって手掛けてこなかった順張り方式のため、自動売買とはいえ経験不足はどうしようもなく、試行錯誤の状態が続いている。

こうした状況を踏まえて、来年こそはさらに上を目指したい。具体的な目標とそのための方策については、新年に書くつもり。