好調の原因を分析

今月前半は低迷期で苦しんだが、2/14を境に一転して好調な成績を続けている。トレード実現損益グラフを見て分かる通り、終盤のこの時期に目標上限の青い線に絡みつく利益水準となっているのは初めてのこと。

この原因・背景について考えられることを挙げておきたいのだが、残念ながら特別にやり方を変えた訳ではない。世の中の景気変動によって好況・不況があるような「サイクル」の一環と考えられる。ただ日々決められたルールに従って(自動売買を活用して)トレードを続ける中で「変化」は感じている。

もともとあらゆる相場環境において安定して利益を得ることを目指したコンセプトでデイトレード運用しているが、昨年からの強力な上昇相場においてそれほどパフォーマンスが上がらずに伸び悩んでいた印象が強い。

具体的には売り建てのパフォーマンスが悪化していた。強いからといって売り建てても相場が強くて担ぎ上げられてしまうことが少なくなかったということ。それが今月に入ったあたりから、売りのパフォーマンスがかなり改善されてきたと感じている。つまり相場の基調が変わったということか。少なくとも一本調子の上昇局面ではなくなったとみている。

一方で買い建てのパフォーマンスは特に変化なく安定しているので、結果的に売りでも買いでも利益が得られることで利益が伸びていると考えられる。さらに相場そのものは以前の閑散期に比べると出来高面でも盛り上がった状態をキープしているので、仕掛け量はある程度の水準を確保できていることも大きい。

この状態がいつまで続くかは分からないので、さらに利益を上積みできるような方策を考える開発作業を継続していくつもり。